2010年10月22日

05.紀の川・岩出・海南・紀美野

世界民族祭に向け、28日貴志川線でプレイベント

世界民族祭

電車内の下見をする生徒たち

11月6、 7の両日、 紀美野町真国宮のりら創造芸術高等専修学校 (山上範子校長) を中心に開かれる 「世界民族祭」。 生徒たちは現在、 PR活動や下準備などに忙しい。 28日にはプレイベントとして、 和歌山電鐵貴志川線の電車内で、 ことしもダンスや楽器演奏を披露する。

昨年のPRは世界で初めて電車の中で能楽を公演。 ことしは電車内でラインダンスを披露するほか、 アフリカの打楽器 (ジャンベ) を使ったパフォーマンス、 愛をテーマにしたオリジナルソング 「ひまわり」 の発表、 世界民族祭の趣旨説明などを行う。

ラインダンスは昨年は電車の床を傷つけるため断念したが、 ことしは地域住民の好意で丈夫な素材のシートを提供してもらったため、 電車内でのタップが可能になった。 観客が生徒の両サイドから見るように座って鑑賞でき、 電車の床はタップの音響効果が大きく、 迫力あるダンスになりそうだ。

19先日、 電車を下見し、 生徒5人のほか貴志川電鐵職員2人も参加。 生徒たちは、 学校に帰ってから電車の空間を再現できるように床から席までの長さなどを事細かに計測。 実際にタップしたり、 観客の位置、 吊り輪がダンス中に頭にぶつからないかなどをチェックした。 下見に参加した竹中美帆さん (18) は 「音響など実際に来てみないと分からないことがあり、 貴志川電鐵の人ともお話ができ、 28日のPR活動に向けて良い収穫となった」 と感想を話していた。





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