2010年10月30日

02.政治・経済

来年4月和大大学院に観光学研究科

和歌山市栄谷の和歌山大学(山本健慈学長)は29日、 来年4月から国際的、 専門的に観光やまちづくりに取り組みトップマネジメントとして活躍できる人材 「観光まちづくりコーディネーター」 を育成する 「和歌山大学大学院観光学研究科 観光学専攻」 を新設すると発表した。

同大学は平成19年に経済学部観光学科を設置し、 翌年は観光学部「観光経営学」と「地域再生学」 の二つの学科を設置したが、 観光を中心としたまちづくりの第一線で活躍する人材を輩出するには、 同学部だけでは難しいとし、 ことし5月に文科省に申請。 今月29日付で設立が認められた。

大学院では、 現在観光学部にある2つの学科を専門的に学習する空間創造系科目、 交流企画系科目を新設しスキルアップを図る。 卒業後は、 地方自治体組織、 地元の観光協会などに公務員として就職を目指していく。

大橋昭一観光学部長は 「観光の原点は人を動かすということ。 今までと同じことをやるのではなく、専門的な人材を育てていかなければ」 とし、 観光省の企業アンケート 「まちづくりコーディネーター」は必要であるか」 という質問について 「ニーズはあると考えている。 日本をリードし、 県にとっても大きな財産になる」 と期待を寄せている。

修業期間2年、定員5人(社会人若干名含む)。入試は次の通り。
一般入試=1英語筆記試験2小論文試験 (日本語または英語による解答) 3研究計画書の内容に基づく面接▽社会人入試=1小論文試験 (同) 2研究計画書の内容に基づく面接
出願期間=12月16~24日▽試験日=23年1月29日▽合格発表=2月4日▽入学手続き=同月13日





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