2010年10月25日

03.スポーツ

高校ラグビー県大会、近大和歌山が開幕戦V

前半24分トライを決める和田選手(近大和)

前半24分トライを決める和田選手(近大和)

第90回全国高校ラグビー県大会が24日、 和歌山市毛見の紀三井寺球技場で開幕、 花園を目指し12校9チーム(合同1)による熱戦の火ぶたが切られた。 開会式に続きただ1試合行われた1回戦では1、 2年生だけの近大和歌山が徹底したキック攻撃で陣地を稼ぎ、 素早い攻撃で12トライを奪い76―0で那賀に圧勝。 31日の2回戦では2連覇を狙う和歌山工と激突する。 しんぽう写真館はこちらから

合同チームで参加した桐蔭、 星林、 和歌山東、 田辺工をはじめはつらつとしたフィフティーンの入場行進で始まった開会式では、 選手を代表して和歌山工の梅本恵門主将が 「ことしの暑い夏に負けないような熱い熱いプレーで、 仲間とのきずなを大切に正々堂々と自分たちの力を発揮する」と力強く宣誓した。

大会は9チームによるトーナメント戦で1回戦はオープニングゲームのみとなる(試合は30分ハーフ)。
近大のキックオフで幕を開けた1回戦は、 開始早々の4分、 近大が敵陣でのラインアウトからモールで押し込み小藤が先制のトライを挙げた。 10分には川上、 15分には藤目と連続でトライを決め19―0と主導権を握った近大は、 22分に西門、 24分には敵陣右ゴール前のラックから和田が左サイドを突きトライ、 前半終了間際には自陣でのラックから南方、 山本、 田中とつなぎトライ。 藤目のゴールで40―0で折り返した。 後半に入っても近大の猛攻は止まらず、 果敢なタックルで挑む那賀のディフェンスをフォワード、 バックスが一体となったパワーとスピードで振り切り6つのトライを加え76点を奪った。 守りでは那賀の反撃を早い段階で阻止、 こぼれ球を確実に味方の攻撃に結びつけ初戦を飾った。

近大和歌山の田中大仁監督は 「夏からやってきたことが試合で出たナイスゲームだ。 ディフェンス面では課題もあるが、 練習して次も頑張る」 と話し、 藤目大雅主将は 「みんなが一つになったいいゲームができた。 次の和工戦でも思いっきりやって勝利する」 と闘志を燃やした。

2回戦は31日午前11時から同球技場で4試合実施、 組み合わせは次の通り。
▽新翔―和歌山北▽熊野―新宮▽合同―田辺▽和歌山工―近大和歌山





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