2010年10月28日

02.政治・経済

高円宮妃久子さま来和、県赤十字大会に出席

受章者に記章を手渡す高円宮妃殿下

受章者に記章を手渡す高円宮妃殿下

日本赤十字社県支部 (支部長=仁坂吉伸知事) は27日、 和歌山市小松原通の県民文化会館で県赤十字大会を開き、 同社名誉副総裁の高円宮妃久子さまが出席された。 赤十字思想の普及と事業の充実などを目指して5年に1度開いている大会で、 今回も県内の赤十字関係者ら約2000人が参加。 久子さまは会場の大きな拍手に迎えられ、 赤十字活動に功労があった個人や事業所を表彰された。

今大会は同支部の創立115周年、 日赤和歌山医療センターの創立105周年、 県赤十字血液センターの創立45周年を記念して開催。 仁坂知事は支部と両センターの歴史を振り返り、 「大会を契機としてより一層、 社業の推進と、 赤十字使命達成のために努力したい」 と式辞を述べた。

久子さまは受章者一人一人に記章や盾を手渡し、 「複雑な国際情勢の下、 世界各地において戦火や飢餓に苦しみ、 人道的な支援を必要としている人々が数多くおります。 皆様が赤十字の尊い使命をあらためて思い起こされ、赤十字運動に参加する人々の輪がさらに広がっていくことを心より願っております」と述べられた。

式典の後、久子さまは和歌山市美園町のJR和歌山駅前にある献血ルームを視察され、若い女性に献血に興味を持ってもらおうと実施しているネイルアートサービスなどをご覧になった。

金色有功章の受章者は次の皆さん。
個人=木谷聡一、久保晋典、小池康之、中村善文、大西千代、後藤すぎ枝、中谷那津子、野志通子(以上和歌山市)、中谷忠治、内田幾久子、佐々木ヨシ子(以上海南市)、宮本寛二、若野敏美(以上有田市)、 小林隆弘(御坊市)、樋垣和子(橋本市)、多屋平夫、初山昌平、金谷泰子、初山幸子(以上田辺市)、井口悦治(紀の川市)、赤井康紀、岩本里美(以上有田郡)、中江正純(日高郡)▽法人=朝日化学工業(株)、(株)コムラ、(株)信濃路、(株)松田商店、(有)園、(有)ナグサ名店、(有)山本健美術印刷、(有)和陽実業(以上和歌山市)、菅根測量(株)、(有)南紀測量(以上田辺市)、(株)共栄テクシード、(株)原組(以上紀の川市)





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